近年SNSの需要が拡大していき、多くの企業がSNSアカウントを運用するようになりました。
「どのようになれば効果が出るの?」「どんなことをすればいいの?」というかたもいらっしゃると思います。
アカウントの運用がうまくいっていない企業担当者に向けて、本記事では、企業がどのようにアカウントを運営していけば伸びるかを解説していきます。
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SNSマーケティング
SNSの拡大
SNSとはソーシャルネットワークサービスの略であり、SNSの拡大は、通信網の拡大、デバイスの発展などがSNSプラットフォームを活性化したことが要因に挙げられます。
このように2013年からの人口はとどまらずことを知らず伸び続けています。また近年では何か目的のサイトや情報をつかもうとしたときに、Googleだけでなくさまざまプラットフォームで調べるという情報もあります。
- ヤフー12%
- Google33%
- Twitter27%
- Instagram24%
- その他4%
海外ではこのほかにもAmazonが商品を買う際の判断基準になってきていることもあり、世界中で検索するフォームが多様化していっているのが分かります
SNSの強み
SNSマーケティングの強みは企業と顧客の近さにあります。
従来の企業と顧客ではコミュニケーションをとる場がほぼ少なくイベントが主なコミュニケーションの場でした。しかしSNSの運用することによって企業と顧客がコミュニケーションをとる新たな土壌が出来上がりました。
そして近年人がものを買う際に大切にしている要素があります。それが”共感”です。
従来のWEBのみによるマーケティングではあくまで企業と顧客という遠い距離からしか、アプローチすることが出来ませんでしたが、SNSではその距離が近くなり顧客の心に訴えかけることが可能になりました。
そしてSNSの運用によって、企業の内面や考え方がより刻出るようになったため、先ほど言った”共感”というあらたな要素の獲得を可能にしました。
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見込める3つ効果
1.拡散力
SNSにおける大きな特徴の1つとして拡散力があります。
ツイッターではリツート、Instagramでは#タグ、YOUTUBEではおすすめ機能など、ユーザーにって有益な情報は取りやすい状況となっています。
この機能を使うことによって企業が意図的に自分の投稿をバズらせることが出来れば、自分だけでの情報発信力を超えた発信力を視聴者によって発揮することが出来ます。
2.ブランディング能力
基本的に公式サイトは本当にその企業に興味があるものしか見ません。
しかしSNSでは持ち前の拡散力を利用し、潜在的なユーザーを獲得することが出来ます。そして少しの興味から投稿を見はじめ、企業のことをより理解し顧客になることを見込め、その企業にしかないブランド価値を組み込むことができます。
3.ロイヤリティ効果
マーケティングにおいてロイヤリティとは「信頼度」のことを指します。
SNSマーケティングの目的は、企業の商品・サービスを買うことだと思いがちですが、実際の目的は顧客との信頼関係の構築にあります。さきほどSNSは企業と顧客の距離を縮め、共感を可能にすると述べましたが、それによって得られるものが信頼になります。
陥りかねない危機
1.SEOに期待してしまう
SNSマーケティングでGoogleの検索順位が上がると勘違いしている方が、たまにいらっしゃいますが、そんなことはありません。
SNSマーケティングにおいてサイト流入を狙うということがありますが、SEOではなく自分のプロフィールページからダイレクト流入を狙うのでSEOに期待してはならないのです。
その為SNSの運用はSEOなどと違い、更新しなくなったタイミングで人から見られる数は圧倒的に減ってしまい、結果として忘れ去られてしまいます。
2.炎上
先ほどメリットとして、視聴者との距離が近くなり、親密感を築くことが出来るという話を話したと思うのですが、そこに落とし穴があります。
親密になったことによりSNS担当者が距離感を間違えてしまい炎上してしまうこともあります。またSNSを運用することで公式サイトよりも圧倒的に発信する回数が増えてしまため、炎上する確率が高くなるので細心の注意を払うことが必要です。
炎上は現代の社会において、もっとも痛い損害だといえます。いままでの会社で気づいてきた歴史を傷つけ間違えた歴史として残り続けますので、本当に注意が必要です。
まとめ
本記事では、企業がどのようなことを意識してSNSマーケティングを行うべきかを解説してきました。
SNSは顧客との距離を縮めることによって、共感をあたえ、裏切りによる傷の深さも与えます。現代の人はおもっている以上に傷つきやすく、SNSの世界に生きています。
顧客のことをさらに理解して、喜んでもらえるようなSNS運用こそがもっとも事業拡大にもつながるSNS戦略だといえます。