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事例で解説!YouTubeを活用したインフルエンサーマーケティング

昨今YouTubeが話題となっている中で企業がYouTubeなどのSNSを使い、企業の商品・サービスを紹介していくマーケティング手法が注目されています。

「実際YouTubeって有効なの?」「どの分野が一番効果が出るの?」という方がいらっしゃると思います。

これからYouTubeを使ってさらに事業を拡大を考えている方に向けて、本記事では、YouTubeがなぜ今有効なのか、YouTubeを使ったマーケティングを事例とともに解説していきます。

YouTubeとインフルエンサーマーケティング

昨今話題のインフルエンサーマーケティングはYouTubeやInstagramなどのSNSが発展し、多くの人が個人メディアを持ち、気軽に情報を発信することができるようになったことが理由として挙げられます。そして現在(2019年10月)YouTubeは5G回線が開通したことによって今までにないほど、広がっていきました。

そしてSNS発展に伴い、従来では個人で得ることが難しかった影響力をSNSなどで身に着けることが容易になりました。そしてYouTubeなどが発展したことによって、テレビの需要が変化していきました。

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YouTubeにおけるメリット

YouTubeをインフルエンサーマーケテイングに活用するうえで有効な理由は以下の3つです。

  • 利用人口の増加
  • 動画マーケティングの需要の増加
  • 動画による情報量の多さ

利用人口の増加

出典:ICT総研

上記の図より、2012年から2018年にかけてSNSの利用者数は年々増加しています。これからわかるように多くの人がSNSを受け入れ始め、需要が加速していってることが分かります。

20181225_01.jpg
出典:nielsen

上記の図からわかるように日本国内では2018年6276万人ものユーザーがYoutubeを閲覧しており、人口の約半分にリーチすることが可能です。

出典:MarkeZine

上記の図ではYouTubeの利用者層は18歳から20代、21歳から29歳あたりが中心に利用しており、それ以外の世代でも高いの利用率を誇っています。

動画マーケティングの需要の増加

現在(2019年9月)動画マーケティングの需要は年々上がっています。その理由は以下のものがあげられます。

  • 5Gなどによる回線の充実
  • デバイスの進化
  • 若者のテレビ離れ

YouTubeは現在世界でもっとも大きな動画共有プラットフォームとして有名です。そして世界での月間ログイン視聴者数は19億人で、世界中にある多くの言語にも対応しています。

またYouTube以外にも多くの動画配信サービスが存在しています。

他の動画配信サービスでは「Vine」は6秒、「TikTok」は15秒と短い時間の投稿しか許されていません。(TikTokは1分まで伸びる場合がある)しかしYouubeではその制限はなく、いくらでも情報を盛り込むことができます。

また動画では文字だけでは伝えることのできない表情などによる情報を伝えることができます。近年における商品・サービスの購入に最も必要なことが変わりつつあります。それは「信用」です。テキストと動画では伝えられる信用度が大きく変わるのでそこにも注意して行いましょう。

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動画による情報量の多さ

動画にはテキストや写真で伝えること以上の情報を加えることが可能です。

アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが発表した論文「Silent messages」(1971年)によると 「コミュニケーションで相手に与える印象には、話の内容(言語情報)よりも表情(視覚情報)や口調(聴覚情報)の方が強く影響する。その割合は、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%である」 と記されていました。

YouTubeは他のメディアとは違い、聴覚・視覚の二つの感覚器官に訴えることができ、他にはない圧倒的な情報量を組み込むことが可能です。

YouTubeでかかるインフルエンサーマーケティング費用

大体1フォロワー当たり2~3円といわれています。しかしこれはインフルエンサーに払う額でありこれに加えて企画費、撮影費、キャスティング費などが加えてかかります。

そして事務所所属のYouTuberと個人で活動しているYouTuberでは必要な費用が倍近く違う場合があるのでそこを踏まえて起用しましょう。

Youtubeにおけるインフルエンサーマーケティングには2つのやり方があります。

  • マーケティング会社に頼む
  • 直接連絡を取る

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マーケティング会社に頼む

最も一般的な起用方法がマーケティング会社に依頼することです。そして企業に選ぶ場合でも2種類の会社どちらかに頼むことになります。

1つ目はインフルエンサー事務所です。

引用:UUUM

株式会社UUUMはYouTuberマネジメント事務所として最も大きな会社といえます。

TOPYouTuberである、HIKAKIN、はじめしゃちょーをはじめとした多くのインフルエンサーが所属しています。

2つ目はマーケティング会社になります。

引用:CROSSRING

株式会社クロスリングはインフルエンサーと会社をつなぐプラットフォームをつなぐSPRAYを運営しています。

選別方法はAIが行うため、比較的楽に選定を行うことができ、企業としてのサポートもあります。

直接連絡を取る

現在YouTuberには事務所所属している人と所属をしていない人がいます。

所属をせず活動している大御所でいうと「さんこいち」さんがあげられます。

引用:YouTube

フリーのYouTuberに頼むことによって事務所が介入することがなくなり、費用を抑えることができるメリットがあります。

しかしお互いに企業案件としてのノウハウがなかった場合あとからトラブルが発生してしまう場合があるので注意が必要です。

参考記事:超人気クリエイター「ほりえりく」と「佐藤ノア」が登壇!BitStarが 『Z世代に刺さる動画と愛されるチャンネルの作り方』セミナーを開催

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マーケティング実践例

  • HIKAKIN × コカ・コーラ
  • 東海オンエア × 株式会社スクエアエニックス
  • Kawanishi Mikiかわにしみき × クラシエホームプロダクツ株式会社

HIKAKIN × コカ・コーラ

引用:YouTube

HIKAKINとコカ・コーラ社のコラボ。

HIKAKINは750万にもの視聴者を持つチャンネルを運営しています。

さらにこの動画は695万回再生されており、単純計算になりますが日本国民の20人に1人はこの動画を見ているというのはかなり多くの日本人にリーチできたことになります。

東海オンエア × 株式会社スクエアエニックス

引用:YouTube

東海オンエアは愛知県岡崎市を中心に活動するフォロワー数461万人を誇るチャンネルを運営しています。

再生回数は480万回再生されており、Good数は約十万と高い数字になっています。これは東海オンエアの実力ともいえるのだがこのGood数は非常に高い数字です。

Kawanishi Mikiかわにしみき × クラシエホームプロダクツ株式会社

引用:YouTube

女性のYouTuberとして道を切り開いた1人であるかわにしみきさんが、東海オンエアとドラマ仕立てでコスメの紹介をする動画です。

再生回数は300万回をこえ、案件動画にもかかわらず大きな反響を呼んだ動画になっています。

マーケティングを行う手順

会社に頼む場合と直接交渉する場合では、いろいろと違うのですがそれでも下記の手順は必要になってきます。

  • インフルエンサーの選定
  • インフルエンサーの交渉
  • インフルエンサーの体験
  • 動画制作
  • 効果測定

インフルエンサーの選定

この過程が最も大切といえます。インフルエンサーのフォロワーには属性が合いインフルエンサーとその属性が必ずしも合っているというわけではないので注意が必要です。

インフルエンサーへの交渉

この工程は個人がやった場合がなくなってくるのですが、インフルエンサーの予定が詰まっていたり動画作成にかかる時間からいつ動画の発表をするかなどが決まってきます。

インフルエンサーの体験

この工程がなければ、それはうそになってしまい世にいう「ステルスマーケティング」になってしまいます。仮に体験をしなかったうえで、公表してしまい何かの拍子にばれた時、炎上は企業が最も避けなければならないことです。

そしてその炎上は企業だけでなく、インフルエンサーにもかかってしまいそれが世の中に出てしまった双方ともに大きな損害を得てしまうことになります。

動画制作

ここで企業ができることは動画のチェック程度です。

インフルエンサーは動画を制作するプロです。自分たちが伝えたいことを伝えたのであれば、信じるのも仕事といえます。

効果測定

ここでは次回につながるデータを測定していきます。マーケティングは一度では終わりません。継続的にやっていかなくてはいけないことです。

まとめ

本記事では、YouTubeで行うインフルエンサーマーケティングがどのようなものかについて解説していきました。

YouTubeにおけるインフルエンサーマーケティング効果的であり、その効果を最大化するには様々な手順が必要になってきます。またそのほかにもSNSはInstagram、Twitter、TikTokなどがあります。

それぞれに特徴があり、利用者が少しづつ変わってきます。商品・サービスに合わせたプラットフォームを適切に選ぶことを心がけましょう。

プレスリリースがもたらす効果とは?効果測定はどうする?