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YouTubeチャンネルを持たない企業は時代遅れ?今すぐ始めるべき理由を解説

本記事ではこれからの時代における自社運営のチャンネルの必要性について解説していきます。

自社YouTubeをもっていない企業は時代遅れ

YouTubeを持ていない企業は時代遅れ(by ストックサン株式会社 代表 株元氏)

引用:Twitter

フリーランスの王として現在活動するStockSun代表の株本氏のツイートです。

インターネット黎明期(1995年ごろ)にHPを持つ企業が増え、今となってはHPを持っていないほうが珍しいですよね。

今まさにYouTubeチャンネルにおいて同様のことが起きているのです。

※株本祐己さんについて
早稲田大学卒業後、WEBマーケティングのフリーランス集団を組織するStockSun株式会社の代表を務める。年収チャンネル運営、アルバイトチャンネルを運営する新進気鋭の若手起業家。

迫 祐樹(SkillHacks 運営)

引用:Twitter

SkillHacksやMovieHacksを運営している迫祐樹氏のツイートをご覧ください。

大手上場企業として知られるオリコン株式会社がチャンネル登録者数を100万人目指すことを新聞にて宣言しました。

YouTubeをビジネス機会として捉えているのです。

※迫祐樹さんについて
学習塾やWEBメデイアSkillHacksを運営

すでにYouTube活用をする個人や企業が増えてきている

株本氏は現在会社として、年収チャンネル、アルバイトチャンネル、StockSunチャンネルというものを開設しています。また、ビジネスインフルエンサーのイケハヤさん、えらてんさんなどのチャンネルも有名です。

他にも、大手企業ではバンダイ、レッドブル、GoPro、集英社、ソニー(プレイステーション)など感度の高い企業が続々とYouTubeに参入をしています。

もちろん個人事業主や中小企業も参入しており、クリニックや美容院、学習塾などのYouTubeチャンネルが増えてきています。

【関連記事】 適応がはやい!既に自社チャンネルを運営していた優秀会社【4選】

続々とYouTubeチャンネルのビジネス活用が進んでいますが、なぜ、こぞってYouTubeチャンネルを開設するのでしょうか?以下YouTubeをビジネス活用するべき理由をお伝えします。

YouTubeをビジネス活用するべき4つの理由

理由①:【動画の強み】テキストのみの訴求よりも動画のほうが訴求効果が高い(メラビアンの法則)

メラビアンの法則をご存知ですか?
情報伝達における影響度の割合が「文字7%/視覚情報55%/音声38%」となる法則です。

メラビアンの法則によれば、webメディアなどのテキスト情報は7%程度の訴求力しかもちません。

一方で、映像と音声をもつYouTubeは(視覚55%+音声38%=)93%の訴求力をもつということです。(テロップ=視覚情報があれば100%ですね)

これは極端な考え方ではありますが、実際に、CA Young Labの調査では「10代のうち6割が、購買行動をする際に動画を参考する」と報告しています。

動画の影響力をビジネスに活用しない手はないでしょう。

理由②:【YouTubeの強み】YouTubeは分析機能が充実しており、PDCAを回しやすい

YouTube パートナー: YouTube アナリティクスの活用方法

YouTubeはGoogleが2006年に買収されているのですが、流石にGoogleの傘下というだけあり、分析機能が充実しています。

収益レポート、チャンネルの表示回数、視聴率や視聴者層、視聴者の反応レポートなどを詳細に分析することができ、PDCAが回しやすいのがYouTubeの特徴です。

アナリティクスの使い方や動画の最適化についてYouTubeが公式に無料の教育動画を公開していますのでまずは下記を参考にするのが良いでしょう。

Yotubeが無料で公開する動画学習プラットフォーム「Youtube Creator Academy」

※YouTube公式クリエイター アカデミー(日本語版)
公式URLはこちら:https://creatoracademy.youtube.com/page/education?hl=ja

理由③:【外部環境の脅威】SEO集客の難化と、web広告費の高騰

WEBでのSEO(検索エンジン最適化)が難化し、広告費は高騰していく

2000年以降、HPや自社メディアを活用する企業は増え続け、
2019年現在SEO(検索エンジン最適化)は成熟期・飽和期を迎えています。

2020年以降、競争が激化し、あらゆる検索ワードにおいてSEO上位を狙うのが難しくなってくでしょう。

さらに、SEOのみならず、インターネット広告も同様、企業間が熾烈なキーワード争いをするなかで、広告費がじわじわと高騰傾向にあり徐々にCPA(顧客獲得コスト)が上がっています。

Youtubeが検索にヒットしやすくなっていく

さらに、GoogleはYouTube動画を記事よりも上位に表示させるアップデートをしています。

今後さらにテキスト記事の流入が減少していくことが予想されます。
このような状況を踏まえると、SEOやweb広告だけに頼る企業に未来は無いでしょう

理由④:【外部環境の機会】2020年4月移行、5Gにより動画需要が拡大する

5Gにより動画の視聴環境が向上し、Youtubeの利用が加速する

2019年現在、YouTubeの閲覧数は月末に減少する傾向があります。

原因は「通信制限」です。現状の4Gでは、通信速度と容量に限界があります。
それが動画視聴に歯止めをかけています。

ところが、5Gの到来で月末の通信制限から完全に開放されます。

加えて、動画ストリーミング時間は圧倒的に短縮されサクサク動画を視聴出来るようになります。

こうした通信環境の向上により動画の需要拡大が予想されます。

実際に、過去の通信環境と、若者の間で流行する主要なSNSの相関を振り返れば(下記参照)、2020年以降に動画の需要が増えることは確からしいでしょう。

▼通信環境の変化と流行するSNSの変遷▼

引用:「歴代SNS」に関する調査 ※TesTee(テスティー)

<3G (2001年~2012年):「文字情報の世代」
・2001年~|テキスト情報の伝達を主とする「2チャンネル」が流行
・2006年~|「mixi」が流行
・2010年~|「Twitter」が流行し、テキスト+画像のシェアも可能に
 *通信速度の向上により徐々に画像のアップロードも可能になっていく

<4G (2012年~2020年):「画像情報の世代」>
・2012年~|画像+テキストのシェアを主とする「Facebook」が流行
 *2012年FacebookがInstagramを買収し画像共有の領域を強化
・2016年~|画像を主とするSNSの「Instagram」が流行
 *LTEなどの通信速度の向上により動画が可能になる
・2018年~|動画SNSの「TikTok」が日本で流行し始める
 *2019年現在、TikTokを運営するByteDance社が、未上場企業における時価総額ランキング世界一位(8兆円)の企業に成長

<5G (2020年~):「動画情報の世代」
・動画SNS、動画の情報共有が主流の時代が到来する

※5Gの具体的な特徴は以下の通りです。

  • 1. 大容量
    • 5Gでは、通信容量が4G の1000倍以上になる
    • 月末の通信制限からは開放される
    • 重い動画でも一瞬でダウンロードすることが可能(2時間の高画質動画が3秒でダウンロードできる)
  • 2. 同時接続
    • ゲームなどで接続可能な人数が100人から100倍の10,000人になる。
  • 3. 低遅延
    • 遠隔でのバンドセッション、テレビ会議での遅延がなくなる
    • 身近なところでは、LINE通話の遅延がなくなる
  • 4. 低電力
    • 5Gの高周波帯域では、一定の電力を超えると同じ消費電力でも処理能力が高くなる
    • 動画視聴によるバッテリー低下が少なくなる

▼(参考)5Gをわかりやすく理解したい方は、こちらの動画がおすすめです。

出典:中井敦彦のYoutube大学

動画の時代に適応できない企業は、淘汰される

通信環境の変化と流行するSNSの変遷を見ていると、まさにテクノロジー環境の変化に適応したプレイヤーが時代の主導権を握るということが理解できるでしょう。

感度の高い企業はすでにYouTubeチャンネルに参入しています。あえてお伝えするならば、そうした企業からすれば、貴方もしくは御社は既に出遅れていると言えます。

とはいえ、まだほとんどの企業が、動画マーケティングの模索段階です。早期に参入することで、次の時代の主導権を握ることも可能でしょう。ぜひ、YouTubeをビジネスに活用してみてはいかがでしょうか。

※やるべき理由は分かったけどどうすればいいの?という方はまずはYouTubeが公式に提供するYOUTUBE公式クリエイターアカデミーを活用してみて下さい。

また今後、PRicekerではYouTubeチャンネルの開設を検討される企業様向けのコンテンツを公開していきますので参考にして下さい。

適応がはやい!既に自社チャンネルを運営していた優秀会社【6選】

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