引用:YouTube”大河内薫の税金チャンネル”より
現在のYouTubeでは専門分野を持つYouTuberの活躍が目立つようになってきました。
その分野は投資、プログラミング、花、法律など多岐にわたっています。
しかし「専門知識だけでチャンネルは伸びるの?」「実際にそれが仕事につながるの?」という方もいらっしゃると思います。
これから特定の専門領域でYouTubeチャンネルを開設しようとしている方に向けて、税理士YouTuberとして活躍する大河内薫さんの成功事例をご紹介します。
大河内薫とは
- 本名:大河内薫
- 株式会社ArtBiz 代表取締役
- 学歴:日本大学芸術学部
日本大学芸術学部を卒業したのち保険会社やコンサルティング会社に勤めながら、24歳のころより、税理士の資格獲得のために勉強を開始しました。そして4年の学習で税理士の資格を取得し、税理士法人で働き始めました。
そして2016年に株式会社ArtBizを設立し、代表取締役として現在は活動しています。
もともと税理士になることが目標ではなく、目立ちたい有名人になりたいといった動機から、まず稼ごうと考えました。その為に国家資格を取ろうと考え、その中で最も実現出来そうだったのが、税理士だったので税理士となりました。
こう聞いてしまうといかにも税理士になることが簡単に聞こえてしまうのですが、大河内さん自身、中学まで成績はほぼオール5であり勉強が苦手ではなかったのです。また休みの日には朝7時から夜10時までずっと勉強することによってようやく取得できる資格が税理士です。
株式会社ArtBizはどんな会社?
株式会社ArtBizは芸術/芸能分野に明るい税務の専門家として活動しています。
その名前にもあるArtには2つの意味が込められています。
- 芸能・芸術
- 人類総アーティスト
芸能・芸実
まず1つ目に含まれるArtは”芸術/芸能/エンタメ”の意味のArtです。
芸能分野で活躍し稼ぐことはあらゆる業界がある中でも、むずかしい業界の1つです。また社会人として企業に勤めて、固定給を生きていくのとはわけが違いやっとの思いで身に着けた”芸”を武器に活躍できたとしても税金がおろそかであっては、せっかくの努力が無駄になりかねません。
学生時代に一度は芸を身に着けた大河内さんとしては、そのような方々の税務面をサポートする意味を込めて、Artには”芸術/芸能/エンタメ”の意味が含まれています。
人類総アーティスト
そして2つ目に含まれるArtには”人類総アーティスト”の意味のArtです。
Twitter、YouTube、Instagramなどにより、すべての人が今までより格段に有名人になることが可能であり、個人であってもメディアをもち世界中に向けて情報を発信できることが可能になりました。
芸能人と規模は違えど、少なからずフォロワーすなわちファンを抱えているということは、情報を待つ人がおりセルフプロデュースを施したアーティストといえます。
またそういった活動の中で、個人メディアを本格的にビジネス展開をする人もいらっしゃいます。そのような方にとって税金は身近なものではなく、盲点となりがちですがそこをサポートできるのが株式会社ArtBizです。
大河内さん自身もYouTubeで現在チャンネル登録者数3万人を誇るアーティストです。自身が経験しているからこそ伝えることのできるものがあります。
税理士大河内薫の税金チャンネル
- チャンネル登録者:3.49万人
- 総投稿本数:111本
現在(2019年10月)YouTube内で、税理士としての地位を確かなものにしたのが大河内薫さんです。投稿なようとしては以下のものがあげられます。
- 消費税に切り込む!
- 副業~虎の巻~
- 年金崩壊に備えた「積み立て」
- 日本の闇
- マネーエンタメ
- 税務調査のいろは
- お金の授業入門
といった学校や社会に出た一般サラリーマンではあまり学ぶことのできないコンテンツを投稿しています。そして2019年10月より消費税があげられるなど、国民の税に関する興味・関心は少なからず上がってきています。
そのようなときに気軽に税に関する情報を取得できる税理士大河内薫の税金チャンネルは多くの人の助け舟になりうるかもしれません。
税理士 × ITの唯一の存在へ
大河内さんはYouTubeのほかに、Twitter、Facebook、ブログ、Voicy、note、LINE@など多くのツールで発信を行っています。その中でも上記で説明したYouTubeとTwitterは群を抜いて影響力を持っています。
Twitterではフォロワー数を2.8万人抱えています。
TwitterやYouTubeで発信することによって、その人の人間性がより明確になり、お金というシビアな問題の中で少なからずほかの税理士よりも、優位に立つことができます。
また現在国内には特定の分野に強い税理士はあまり存在せず、大河内さんのような存在は仕事を頼む側としては相手の得意分野が分かるので、助けを求めやすいのです。
そして大河内さんは情報を発信することによって、SNSやブログなどによって仕事をもらうことも多く、結果として高い収益性を生んでいます。
フリーランスのための本を出版
大河内さんはフリーランスのための本を出版しました。
そしてその発行部数は、5万部を超え人気を博しています。なぜこの本はこんなにうれたのでしょうか?その理由は大きく分けて3つです。
- フリーランスという時代に沿ったテーマ
- 自分で情報を発信し続けていた
- 現役の税理士が書いている
現役の税理士が書いている
大河内さんは現役の税理士としても活動しており、その税理士が執筆した本には信憑性が高く信頼度がほかの人が書くのとは格別です。
フリーランスという時代に沿ったテーマ
現在の日本ないし世界では個が輝く時代とささやかれており、多くの人が副業を解禁、フリーランスに移行していく動きが活発になってきています。
その動きの中でまだ法整備やサポート体制が万全ではなく、たとえ稼げたとしても税金面といった見えない罠にはまってしまう人は少なからずいます。そういったことを懸念する人にとって、この本は大きな味方になるのです。
自分で情報を発信し続けていた
この本が最も売れた理由には、自分で情報を発信し続けていたことが最も大きな理由です。
このようなもともと大きな名前があるわけでない著者が書く本は、売り上げの予測をしずらいため、あまり多くの予算をかかることができないのが実情です。しかし大河内さん自身には、個人のメディアがあるため多くの予算をかけることなく多くの人に発売を発信することができました。
そしてその伝えることができる先は、すくなからず大河内さんのことを好み、信頼している人ばかりです。そのような人たちに効果的に語り掛けることができれば、売り上げを大きく伸ばすことができます。
まとめ
本記事では、実際に税理士として活動している大河内薫さんについて解説してきました。
大河内薫さんのような2つの専門分野を持つ人材はこれからの時代を生きるために大きな武器です。また1つの専門分野しか持たない人材は価格競争にどんどん巻き込まれて生き、やがていなくなっていくでしょう。
そういったことがなくなるように2つの専門分野をもつことで自分という人間の希少価値をあげる行動を心がけるようにしましょう。