in

【完全保存版】LINEのオープンチャットを有効活用していく機能

引用:LINE

クローズドコミュニティの可能性がささやかれているなか、LINEがオープンチャットというグループ形成機能をLINEに取り付けました。

しかし「オープンチャットって何?」「今までのグループと何が違うの?」という方がいらっしゃるかと思います。

これから新たなグループを形成していきたい方、「オープンチャットってなにができるの?」という方に向けて本記事では、LINEのオープンチャットに隠された可能性と機能についてご紹介していきます。

LINEのオープンチャットとは

2019年8月より「オープンチャット機能」が利用可能になりました。オープンチャットとは友達欄にいない友達ともグループに形成することができる機能です。

LINE オープンチャット
出典:LINE

オープンチャットの機能

オープンチャットの機能として以下の5つの機能があげられます。

  1. LINEのトークをベースにしたチャット機能
  2. 全体公開のほか、招待・承認が必要なクローズドなチャットも作成可能
  3. LINEアカウントとは異なるプロフィール(ユーザー名・アイコン画像)をチャットごとに設定可能
  4. トークルームは最大5000人まで参加可能
  5. 途中から参加しても過去のトーク履歴を遡れる

①:LINEのトーク機能

オープンチャットではLINEが運営していることもあり、長年運営されていたノウハウを生かしたトーク機能が利用可能です。今まで使用してきたLINEの操作方法により新しくオープンチャットを利用するユーザーでも、抵抗なく利用することができます。

②:ロック機能の設定

オープンチャットといえどむやみやたらに荒らす人はいれたくないでしょう。そこで設けられたのが、ロック機能です。

多くの人が行きかうためのオープンチャット機能ですが、パスワードを設定することでプライベートなグループを維持することが可能になります。

③:チャットごとにプロフィールの設定が可能

これまでのグループは自身のアイコンや紹介文を事前に登録していたものでのみ、使用することが可能でした。しかしオープンチャット機能ではそれぞれのグループでプロフィールが設定することが可能です。

学校や保育園のママ友やオンラインゲームなどプライベートと情報を分けたいときに便利です。こうすることで必要以上に個人情報をさらすことが必要がなくなりました。

④:5000人まで可能

従来のLINEのトークのグループ限界は500人でした。しかしオープンチャットでは5000人まで招待することが可能です。これにより従来のグループ限界人数では入ることができなかった人でも、グループに参加することが可能になりました。

⑤:チャット機能

これまでLINEで使われていた機能ではグループに入ったタイミングからのみトーク内容を確認することができました。しかしオープンチャットではグループが作られた最初からトーク履歴を見直すことができ、わざわざ新しい人が入るたびに重要なことのアナウンスをする必要がなくなりました。

オープンチャット活用事例

オープンチャットのおすすめ活用事例は以下のものがあげられます。

  • ママ友
  • オンラインゲーム
  • スポーツ観戦

①:ママ友

保育園や幼稚園のママ友会
引用:LINE

ママ友は、交流する際に〇〇ちゃんのママという風にお互いを認識することがあります。しかしな通常使っているLINEのアイコンでは自身の名前を使ってしまっているため、誰が誰の親御さんなのかわからない状況になってしまいます。そこでこの機能を使えばコミュニケーションを円滑に回すことができます。

②:オンラインゲーム

ゲームプレイヤー同士
引用:LINE

オープンチャットのTOPの検索欄から共通の趣味を持った人を検索することができます。

オンラインゲームではコミュニケーションをうまく取れたほうが圧倒的に楽しく、強くなってくるのでいいのですが、個人情報の流失が心配でした。しかしこの機能のおかげでその心配はなくなりました。

③:スポーツ観戦

>スポーツ観戦
引用:LINE

上記と同じように共通の趣味を持っている人をオープンチャットで集めることができます。その機能を利用し、野球やサッカーファンを集め、同じ視点で観戦することによって1人では味わうことのできない臨場感を得られます。

また数年に一度開催されるオリンピックなどの感動を分かち合いたい人などは、地方では難しかったのですが、この機能で地方であっても簡単に同じ思いを持っている人を探すことができるようになりました。

使ううえでのコツ

オープンチャットを利用するうえで覚えておきたいコツを紹介していきます。また基本的な機能はLINEのグループと同じです。

①:プロフィールはグループごとに変える

オープンチャットでの各グループにおけるプロフィールの変更の自由は、オープンチャットを語るうえでの大きな魅力の1つです。

普段呼ばれない呼び方に設定することで、むず痒いながらも楽しい反面もあるでしょう。またオープンチャットを利用中であってもすぐにプロフィールの設定変更を行うこともできます。

これは大きな変化とも言えますが匿名性を強くしたせいで、1世代前の掲示板のような状況になりつつあります。匿名性であっても人が嫌がることをしないというモラルを持った利用が大切です。

②:基本的に通知はオフ

従来のグループですら500人がマックスであり、そのような人数がいると通知がうるさかった覚えもありますよね。それが5000人もいた場合通知が煩わしく感じるかもしれません。

なのでよほど重要なグループでない限り、「通知をオフ」にしておくことがオープンチャットを利用するうえで快適に利用することができるでしょう。

③:リプライ・メンション機能

LINEを使っている途中から実装されたリプライとメンション機能。

オープンチャットは規模が大きく自分が特定の人に向けた文章であっても、トークが流れ読まれないことがあるでしょう。そこでより効果的に読んでもらうために使うべきなのがリプライ・メンション機能です。

リプライ・メンション機能の違い

  • リプライ機能:「@(ユーザー名)」と表示され特定のユーザーにメッセージを伝える機能。使い方は対象をタップするか、「@(ユーザー名)」を打つことで利用できる。
  • メンション機能:トーク内で言われたメッセージを引用する形でメッセージを伝える機能。使い方は返信したいメッセージを長押しまたは右クリックすることでリプライで返すことができる。

それぞれの機能に明確な差はないが、うまい子と使い分けることでトークがより便利になる機能である。

④:投票機能

従来のグループ機能にも存在していたが、投票機能を利用することでオープンチャットでの活動が大変楽になります。

投票の選択肢はテキスト(画像も可能)と日付の2種類です。また投票にも匿名性を持たせたり、期限を決めることも可能です。

しかしながら既存のグループ機能と違い、オープンチャットではトークの管理者はまたは管理者によって権利を付与されたものにのみ投票機能は利用することができます。

⑤:大切な情報はノートに

オープンチャットではトークを見返せるといえど、重要な情報をすぐに見返すことができないのは痛いものです。その為に使いたい機能がノート機能です。

ノート機能は管理者が参加者に向けて、注意事項を喚起したり、お互いの情報を大切に管理したいときに便利です。

⑥:アナウンス機能

トーク内でもっとも今大事にしたい情報をトークの頭上にキープできる機能です。

この機能ではトークルール内でのイベントの細かいアナウンス、緊急性の高い情報の共有に便利です。

またこの機能も管理者にのみ利用が許されており、一般ユーザーが使うとができません。

まとめ

本記事では、LINEのオープンチャットが秘める可能性、特筆すべき機能について解説していきました。

しかしオープンチャットにはその匿名性ゆえにまだまだ課題が山積みなのが実情です。これらを改善するには、LINE側のアップデートともにユーザーのモラルが大切になってきます。

よりよい運用のために、モラルの持った利用を心がけましょう。

企業のSNS運用担当必見。SNSの宣伝効果を最大化する3つの方法

ペルソナマーケティングってなに?いまさら聞けない基本事項