プレスリリースを成功させることで、少ない費用で大きな効果を得られることが知れわたっていきました。
「プレスリリースってどんなのが成功してるの?」「どんな書き方をすれば成功するの?」という方がいらっしゃると思います。
広報担当者に向けて、本記事では、成功事例をもとにどのように書いていけば成功するのかを解説していきます。
より掲載率を高める4つのポイント
プレスリリースをただひたすら書いてあげているだけでは、あまりにも情報が多いため、掲載されないことが多いです。
そこでここでは掲載させるために大切なポイントについて以下にまとめました。
①:社会動向、トレンドに合わせたデータをつける
「〇〇の日」や直近のニュースで取り上げられたトピックを後追いで実態調査を行うことで、掲載側として安定した検索流入を見込むことができます。
②:「NO.1」や「ランキング」など独自の格付けをしますデータを用いる
「〇〇ランキング第一位」、「○○業界〇年連続NO.1」のようなうたい文句を用いることで人々の関心をより引くことができます。
何事においても数字を用いたデータは大きな説得力を持ちます。またNo1といった数値には閲覧者を引き付ける力があります。
③:共感できるデータを用いる
SNSがはびこる時代において大切な要素は「共感」になります。
「○○の8割が○○と回答!」などと具体的な調査をもとに提示することで、どれだけ自社の商品・サービスが消費者のニーズを満たしていることが明確に示すことができます。
④:意外性のあるデータ
③にて多くの人が共感できるデータを示すことで掲載率を上げることができると述べましたが、同時に意外性のデータをあげることができればさらに掲載率は上がります。
この要素が成り立つことは難しいのかもしれんせんが、多くの人が抱えている潜在的な意識をくすぐることができれば大きな効果が見込まれます。
プレスリリース成功事例
プレスリリースが成功した事例について以下にてまとめました。
- KDDI株式会社
- 株式会社大台フードプロジェクト
- アークランドサービスホールディング株式会社
- いちから株式会社
①:KDDI株式会社
2015年7月にプレスリリースが行われたKDDIのCMとして流れた「三太郎シリーズ」のプレスリリースである。今話題の俳優、松田翔太さん、桐谷健太さん、濱田岳さん、有村架純さんを起用したプレスリリースは、22.3万PVに上り2015年で一番反響をあびたプレスリリースとなりました。(PR TIMES上)
プレスリリースには、「歌詞」「撮影秘話」「制作背景」などコンテンツ以外の情報も盛りだくさんとなっており、いろいろな検索ワードからの流入が見込まれました。
②:株式会社大台フードプロジェクト
2015年8月に株式会社大台フードプロジェクトが行ったプレスリリースです。
茶屋町にある既存店の居酒屋横丁全8店舗にて、400坪500席のスケール感を活かし、回遊可能な「食べ飲み放題」としてオープンしました。リリースタイトルにある「全8店舗・料理全500種・全500席、3時間何軒はしごしても3980円ポッキリ。」というワードのインパクトは当時の人たちにとって大きなインパクトを与えました。
ダメもとで行われたプレスリリースには、多くのアクセスが集まり、数か月にわたり満員となり、大盛況となりました。
③:アークランドサービスホールディング株式会社
2018年8月に行われたアークランドサービスホールディング株式会社のプレスリリースです。
実際に行われたプレスリリースはとんかつ専門店「かつや」の「SUPER HUNGRY SALE 第2弾」の紹介です。チキンカツ丼のたれが生姜からあげだれに変わることで今までとは一味違ったものを味わうことができる。
また料理ということもあり、存分に使用されている写真は記者の目を引き付け、掲載する際に十分に使える素材があります。
④:いちから株式会社
2019年8月に行われたいちから株式会社が行ったプレスリリースです。
70名を超えるVtuberが所属している「にじさんじプロジェクト」にあらたに3人のVtuberが参加するという記事です。一見何気ないような記事にも見えますが、世の中の動向に沿った配信を行うことで、簡単な記事でも約60000PVという圧倒的アクセス数を上げています。
本日より始動ということもあり、これからの活動に注目していきたいものです。
まとめ
本記事では、実際に行われていたプレスリリースの成功事例についてまとめて解説させていただきました。
成功しているプレスリリースは上記のポイントを押さえていることが多く、少し外れていたとしても、世の中の動向、トレンドに特化した投稿でアクセス数を集めています。
ぜひプレスリリースを行う際は、上記のポイントや他の記事にてまとめていった記事の書き方などをご覧の上、より良いプレスリリースを作成してください。