Instagramにおけるインフルエンサーマーケティングが加速している中で、いったいどのような分野におけるマーケティングは有効なのでしょうか?
Instagramをつかったマーケティングを考えている企業の担当者に向けて、本記事ではInstagramで行われたコスメ分野の事例について解説していきます。
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コスメは有効!?
結論から言いますとInstagramにおけるコスメ分野のインフルエンサーマーケティングはもっとも効果的な分野です。
コスメ分野のテレビCMなどを見ていただくとわかるようにかなりといっていいほど華やかな業界といえます。話題の女性タレントを起用したCMは反響があるからこそ多くのCMが生まれています。
美容系の大手広告メディア「ホットペッパービューティー」の調査によると、インスタグラムを利用している20代女性は、美容サロンに通っていることが多くインスタにはさまざまな美容師がリピーター獲得のためしのぎを削っているのが分かります。実際にリピーターの数も多く生まれていることが調査の結果わかっています。
そのほかにも美容業界は売り上げに対する約20%を広告に売っていることもあり、いかに認知してもらいインフルエンサーマーケティングを利用して顧客にアプローチすることができます。
Instagramはコスメに強いのはなぜ?
Instagramがコスメ分野に強い理由に以下の2つがあげられます。
- 集客力
- ブランド力
- ユーザー属性
1.集客力
女性がコスメを選ぶとき、さまざまな要素が重なって選んでいます。
例えば、値段だったり、ブランドだったり、口コミなどがあります。
値段は商品開発段階でコストの面などでカンタンに変更することはできません。またブランド力に関しましても何年という時間がかかってその会社の信用が力という形で現れたのがブランドであり、そう簡単につくものでもありません。
そのなかで唯一短期的に効果を出すことができるのは口コミの分野です。例えばあなたが服を買うとき「あの人が来てたから買おう」などと考えたことはありませんか?この効果が美容分野では顕著に出るのです。
2.ブランド力
上記で示したように企業がブランド力を作るには、多くの年月を要しています。
そしてブランド力が形成されていくには、口コミなどによって企業の価値が着々と上がっていき、結果としてできたものがブランド力になります。
実際コスメ業界におけるブランドの影響力はつよく、あそこのブランドだから買ってみようなど簡単に名前で購入が決まってしまいます。そして認知を得るために最も簡単な方法がインフルエンサーマーケティングなのです。
3.ユーザー属性
InstagramはそのSNSの特性上活発的に利用しているユーザーは、トレンドに日に敏感な人がおおく、実際にコスメアイテムに対するインプレッションは高いです。
また現在注目されている男性コスメの面においても、多くの男性ユーザーがInstagramでのコスメ商品の口コミを気にしています。
成功事例【3選】
1.Dior × 古川貴絵
こちらは10~20代の女性が愛読する雑誌「ViVi」の公認インフルエンサーである古川貴絵さん。
普段より「そのコスメどこで買いましたか?」という質問にあふれる古川さんは多くのコスメファンを魅了しているインスタグラマーです。そのため古川さんのInstagramの投稿には大きな影響力があり、その一言でも購入が決まってしまうこともあります。
2.ルアンプリュス × こばしり
会社員としても働いているインスタグラマー「こばしり。」さん。
YouTubeでも活躍する「こばしり。」さんはYouTubeの中でもトップクラスの容姿を持っており、多くの女性ファンのあこがれとなっています。 コスメの写真のみの投稿ながらいいね数は【11205】と高い数字を誇っていることからどれほど支持を得ているかがうかがえます。
3.whiteaqua × 山田千尋
一児の母でもあるインスタグラマー山田千尋さん。
一児の母でもあることから若い層だけでなく主婦層をファンに抱えているため、10代のインスタグラマーではつかむことのできづらい主婦層の心をつかむことができます。
まとめ
本記事では、Instagramがコスメ分野にどれだけ効果があるのかを解説したうえで実際に行われた事例について解説しました。
Instagramには多くの若者が利用しており、コスメやグルメそのほかにもさまざまな旬が関係する商品に大きな影響を与えます。またInstagramだけでなくYouTubeやTikTokでも盛んに行われているインフルエンサーマーケティングはこの時代の象徴となるマーケティング手法です。
現状のマーケティングに詰まってしまった方は一度試してみてはいかがですか?