動画編集にはこのPCが最適!選ぶ際に気を付けたいチェックポイント

これから「動画編集をしていこうと考えているけれどパソコンは何を使えばいいかわからない」「実際動画編集するのにどれくらいの容量を要するのかいまいちわからない」という方がいらっしゃると思います。

動画編集を仕事にしようと考えている方、これから自社チャンネルを運営していこうと考えている方に向けて、本記事では、PCを選ぶ際に気を付けなくてはならないこと、おすすめのPCについて解説してきます。

動画編集をする際に知っておきたいPCの知識

PCを選ぶ際に、会社や値段にとらわれずそのPCのスペックを見て判断することが重要になってきます。PCを購入する際に主に考えてほしい点について以下にまとめました。

  • CPU・マザーボード
  • ストレージ(SSD・HDD)
  • グラフィックボード
  • デスクトップパソコン・ノートパソコン

CPU・マザーボード

CPU・マザーボードとは、コンピュータの中枢部分としてデータ処理を行っている司令塔のことを指します。このCPUの性能によって多くのPCの値段の基礎が決まってきており、PCを買う際には最も気を付けておきたい部分になります。

CPUを評価するときには以下の3つの視点から評価することができます。

  • コア数
  • クロック数
  • グラフィック性能の強さ

イメージとしましてはコア数は処理を行っている人数であり、クロック数がその一人一人の地頭のことを指しています。

ストレージ(SSD・HDD)

ストレージとは簡潔に言ってしまうと内部に保存できる容量のことを指しています。

これまでストレージとしてHDDを採用されてきましたが、今ではSSdが主流になってきました。その理由としてHDDは構造上壊れやすいというデメリットがあります。

その反面SSDは、衝撃に強く、無音、ランダムアクセスが速い、消費電力・発熱が少ないというメリットが多いです。しかしSSDは近年開発されたこともあり、現状HDDのほうが大量に市場にあるため、価格が高い傾向があります。

GPU

GPUをグラフィックボードと思っている方がいらっしゃいますが、実際にGPUとはグラフィックボードに搭載されているチップのことを指しています。 GPUとは3Dグラフィックや画像描写を専門に行う頭脳ともいえるパーツです。

デスクトップパソコン・ノートパソコン

ノートパソコンとは多くの人が最も連想しやすいパソコンであり、その最大の特徴は持ち運びが可能であるところになります。しかし持ち運びを可能にし、バッテリーを搭載したことによってノートパソコンにはデスクトップパソコンに必要のない機能までつけることになりました。

もし動画編集や仕事をオフィスや自宅で割り切って活動するのであれば、デスクトップパソコンを買うことをお勧めします。同程度の値段のPCを買った場合デスクトップパソコンのスペックはノートパソコンのスペックの1.5~2倍までの差があります。

動画編集専用PCと普段使うPCの違い

PCを使った作業をするうえで動画編集はもっとも重い作業の1つに含まれます。

その為動画編集を行うことのない人にとって動画編集専用のPCはオーバースペックであり、無駄な出費をかさむことになります。動画編集をするうえで最低限持ってお行きたいPCのスペックは以下のものになります。

  • CPU Corei5
  • メモリ 16GB
  • SSD対応

上記で示したのはあくまで最低であるため快適に行うためには、Corei7は欲しいところです。また4Kなどの高画質を扱い本格的に映像を行っていくのであれば、32GB Corei9が絶対的になってきます。

おすすめデスクトップPC3選

DAIV-DGX760H2-M2S5

  • OS: Windows 10 Home 64ビット
  • CPU: Core i9-9900X  (10コア/ 3.50GHz/ TB時最大4.40GHz)
  • GPU: GeForce RTX 2080(8GB)
  • メモリ: 32GB (8GB×4)
  • メインストレージ: 512GB M.2 SSD NVMe対応
  • データ用ストレージ: 注文時に追加可能
  • 電源:800W
  • 参考価格: 379,800円(税別)(2019.5.15現在)

動画編集に全くストレスを感じないハイスペックマシンです。 10コアCPUとGeForce RTX 2080(動画編集ソフトがGPUに対応している場合)が 、最新の画素数である4Kであっても重くなることなく、動画編集を可能にしています。

しかしグラフィックボードの仕様上、8bitまでの色情報でしか反映することができません。10bit記録や4Kプロスペックの撮影素材を編集する予定がなければ、最高の仕様となっています。

DAIV-DGZ530S2-M2SH2-VR8K

  • OS: Windows 10 Home 64ビット
  • CPU: Core i7-8700  (6コア/ 3.20GHz/ TB時最大4.60GHz)
  • GPU: GeForce GTX 1060(3GB)
  • メモリ: 32GB (16GB×2)
  • メインストレージ: 256GB SSD NVMe対応 / M.2規格
  • データ用ストレージ: 3TB HDD
  • 電源: 500W
  • 参考価格: 184,800円(税別)(2019.5.15現在)

フルHDのものであれば、問題なく編集することができます。また家庭用カメラで撮た4K素材であれば、基本的なカット編集、テロップ入れであれば全く問題なく行うことができます。これから動画編集をやっていきたいと考えている方には入門機として十分に活躍できるマシン性能となっています。

iMac 27インチ

引用:apple
  • プロセッサ:3.7GHz 6コア第9世代Intel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.6GHz)
  • メモリ:8GB 2,666MHz DDR4メモリ
  • グラフィック:Radeon Pro 580X(8GB GDDR5メモリ搭載)
  • ストレージ:2TB Fusion Driveストレージ
  • 付属品:Magic Mouse 2 Magic Keyboard – 日本語(JIS)
  • 価格:¥253800(税別)

日本人にとってiPhoneがもっともシェア率の高いスマートフォンをとっている中で最も互換性の高い機能を持つのが同社製品であるiMacです。

動画編集にはスペックがもちろん大事ですが、モニターにも力を入れて選ぶべきです。もちろん小さいモニターであっても編集は可能ですが、近年の画質の良さをはっきりわかるには最低でも27インチは欲しいところです。さらにiMacはRetinaディスプレイですので驚くほど画質がきれいです。

Corei7にしてメモリを16GBバイトにしたとしても30万ほどです。Apple製品は24回払いが可能ですので、分割払いにすると月¥15000程度で済みますので、購入も簡単にできます。

おすすめノートPC3選

レノボ(Lenovo) Ideapad 330S 81F500K2JP

レノボ(Lenovo) Ideapad 330S 81F500K2JP
引用:Amazon
  • CPU:Corei5
  • メモリ:8GB
  • ストレージ: SSD 256GB
  • GPU:非搭載
  • 価格:¥72790

コスパに優れた15.6型のノートパソコンです。スタンダードなモデルになっていますが、データの軽い動画や画像の編集できる性能を有しています。

CPUは第8世代のIntel Core i5-8250U(4コア)を採用 しており、独立型のGPUは搭載していませんが、メモリに8GB、ストレージは256GBのSSDを有すため、スライドショーや簡単な動画編集程度でしたら行うことが可能です。しかしメモリが8GBということもあり、本格的に動画を編集していきたいのであればスペックとして物足りないかもしれません。

また15.6型のディスプレイにはフルHDに対応できる解像度を持っており、IPS液晶を採用しています。従来のTN液晶に比べ、自然な発色とコントラストを際立たせ美しい映像の鑑賞にも利用することができます。

そしてノートパソコンの最も大きな特徴である持ち運びが可能である点において不安のの残るバッテリー駆動は6.4時間と少なめですが、急速充電が可能であり1時間で約80%までの充電を可能にしました。また本体重量も1.75kgとなっており、あまり重さを気にせず持ち運ぶことが可能です。

マウスコンピューター(mouse) m-Book K690XN-M2SH2

マウスコンピューター(mouse) m-Book K690XN-M2SH2
引用:Amazon
  • CPU: 第8世代のIntel Core i7-8750H(6コア/12スレッド)
  • メモリ:16GB
  • ストレージ: SSD256GB   HDD1TB
  • GPU: GeForce MX 150
  • SSD:256GB
  • HDD:1TB
  • 価格:¥119800

15.6型のフルHDを搭載しており、画面反射が抑えられているので動画編集時にストレスなく画面を見ることができ、完成したコンテンツの確認や、動画の視聴の際にも高精細かつ濃厚な色合いで楽しむことができます。

CPUには第8世代のIntel Core i7-8750H(6コア/12スレッド)を搭載しており、デスクトップ並みの性能処理を持っているので、高負荷のかかる作業であっても十分に行うことが可能です。また 独立型GPUとしては新開発の「GeForce MX 150」を採用 しており、高いグラフィック性能を必要とする3Dゲームも可能な性能処理であるため、After Effectといったソフトの使用も簡単に行えます。

そしてなんといっても大容量のストレージが魅力です。256GBのSSDに加え、1TBのHHDを併用搭載しており、メモリも16GBを標準搭載いますが、カスタマイズで最大32GBまでの変更ができます。

新世代のCPUとGPUによってこれまで想像しても実現が難しかった映像の実装が可能になり、これから動画制作を始めていきたい方へのおすすめのノートパソコンとなっています。

デル(Dell) XPS 15 スプレマシー 9570

デル(Dell) XPS 15 スプレマシー 9570
引用:Amazon
  • CPU: 第9世代のIntel Core i7-8750H
  • メモリ:16GB
  • ストレージ: GeForce GTX 1050 Ti
  • GPU:SSD 256GB
  • 4K対応
  • 価格:¥197,980

15.6型のIPSディスプレイは4K解像度の表示にも対応しており、高精細の視聴を可能にするだけでなく編集時に、ズームすることなく詳細を確認することができるため、ストレスを感じることなく編集を行うことができます。

CPUは第8世代のIntel Core i7-8750Hを搭載しており、16GBの大容量メモリと4GBの独立型GPU「GeForce GTX 1050 Ti」、そして512GBのSSDにより、高度な動画編集も快適に進められます。

まとめ

本記事では、PCを選ぶ際に気を付けなくてはならないこと、おすすめのPCについて解説してきました。

これから動画編集していくにあたってPCは必要なものになってきます。PCはそれぞれに特徴があり目的に応じた選び方をする必要があります。またPCだけでなくディスプレイに関してもしっかり選んでストレスのない開発環境を構築するようにしましょう。

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