はじめに
吉本やジャニーズの騒動によって揺れ動く芸能業界だがこれからどうなっていくのでしょうか?
そしてネット回線の発達、デバイスの進化によりわかもののテレビ離れは加速し、この先テレビ業界の関係が壊れることを発端にメディア業界、音楽業界、様々な業界の革命がおこり始めるかもしれません。
芸能業界
芸能界とはお笑い、モデル、俳優など一芸に秀でた者たちが作り出す一般層になげかける華々しい世界でした。
芸能界の伝統は強くまた大きい業界のためこれから先どうなっていくかは不明ですが1つの可能性として次のようなものがあります。
番組ごとに会社が生まれる
そもそもテレビ番組のいいところは大企業をスポンサーに持ち、その莫大な資本をもとに豪華キャストに豪華なスタッフ陣が織りなす娯楽でした。
テレビ番組を作る大前提として放送に必要な電波・チャンネルが必要です。。
しかしこれは近年流行している「Abema TV」「Netflix」「Hulu」などが独自に配信をすることによってテレビが存在しなくてもよくなってきている現状があります。
またYouTubeというだれでも簡単に動画を上げることができてしまうサービスの誕生によって動画における娯楽は多様化が始まるでしょう。
現在の芸能人ないし、新たなに出てくる芸能人は独自のチャンネルを持つことで自分の足で発信が可能になり、テレビの存在感はますます希薄になるでしょう。
音楽業界
サブスクリプションの発生によりCDの売れゆきがますます難しくなってきています。
- 宇多田ヒカル「First Love」767.2万枚
- B’z 「The Best “Pleasure”」513.6万枚
- GLAY「REVIEW-BEST OF GLAY」487.6万枚
- 宇多田ヒカル「Distance」447.2万枚
- B’z「The Best “Treasure”」443.9万枚
音楽CDランキングの上位に表示されているものはいずれもが2000年前後の発売されているのが現状です。
そして売れなくなっていることが分かり始めた秋元康さんは、「AKB48」などのアイドルでは、握手券を同時に配ることでCD売上枚数を伸ばしていきました。しかしそれもつかの間、iTunesのリリースやspotifyなどの音楽配信のサブスクリプションの出現により更に売れなくなってしまっています。
このような中でCDがうれなくなり、テレビの影響力が薄れていくなかでどのように自分の曲を認知させていくのかという問題が浮上し始めます。その解決方法の1つにYouTubeチャンネルといったSNSがあります。
いま若者の間で人気を集めている「レペゼン地球」はレーベルに所属せず、自らのチャンネルで配信を行うことで認知を少しずつ拡大していきました。そのほかには「Novel bright」がTikTokをきっかけに認知を拡大しました。
自分たちのチャンネルを持つことにより自分たちの音楽以外の魅力にも気づいてもらい、注目を集めていく事が大切になってきます。
メディア業界
現在おおくの人がテレビなどのメディアを深く信じていないのが実情ではないでしょうか?
「どうせ自分にとって都合のいいことしか言わないんだろ」「都合の悪いことは隠すのか」など思っているかもしれません。
しかしそこに発信力のあるそして信憑性のある1つのチャンネルが生まれたとしましょう。いままではスポンサーなどによって制限されていた情報が個人で発信することによって、しがらみがなくなりあらゆる情報を発信するとしたら、今までもみ隠されてきた情報が集まり始めさまざまな不正が世に流れることになり、そのチャンネルは加速度的に成長していきます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今の時代は組織から個人へと着々と時代の流れが始めています。それは組織がダメというということではなく、個人でも大きなことができ始めるということです。
ここで上げたことはこれからの日本で起きる可能性のほんの一部でしかありません。しかしこれから大きな変革の時代が訪れることでしょう。いかにこの時代に立ち回り、やるかによって結果は大きく変わってきます。
先を見ながら行動を気にかけましょう。