インフルエンサーマーケティングがここ数年で大きな注目を浴びるようになり、さまざまな企業がインフルエンサーマーケティングを活用していこうという動きが目に見えてきました。
しかし「今までどんな事例があったの?」「何をもって成功といえるの?」という方がいらっしゃると思います。
インフルエンサーマーケティングに興味を持っている担当者に向けて、本記事では、実際に行われたインフルエンサーマーケティングで大きな成功を得た事例を理由を踏まえて解説していきます。
注目すべきプラットフォーム!
SNSプラットフォームにはそれぞれ特徴があり、その特性に合った投稿をすることで反響が生まれ、多くの人にその投稿を認知させることができます。またインフルエンサーマーケティングの効果が見込まれるものと見込まれないものがあり、見込まれるものを以下にて4つにまとめました。
- Youtube
- TikTok
- 17Live
Instagramは当初女子高校生や大学生など若い女性の間ではやり、おおきな話題となりました。その話題性はとどまることを知らず男子高校生、20代、30代と広がっていきいまでは、40代50代に向けられたマーケティングもSNSで行われるようになりました。
現状のインフルエンサーマーケティングのプラットフォームとしてInstagramは最も大きい市場規模として認知されています。その要因には写真だけという手軽に投稿できるSNS特性があり、多くのインフルエンサーが存在しトレンドに敏感なSNSとなっているからです。
またInstagramにおけるインフルエンサーをインスタグラマーと呼びこれからの市場市場動向に注目です。
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Youtube
今や世界で最も多くのアクティブユーザーを有するSNSプラットフォームとしての地位を確立しました。
5Gやデバイスの発展により、動画市場が大きくなっていく中でもっとも市場が伸びているプラットフォームとしても注目されています。そして現在(2019年10月10日)ではYouTubeが広告枠を販売するなど、いままでテレビなどで流れていたCMも流れるようになりました。
そして日本国内でも2011年頃よりHIKAKINさんをはじめとするYouTuberという新たな職業がうまれ、インフルエンサーマーケティングをする際に最も効果の出やすいSNSになりつつあります。
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TikTok
現在日本国内において、成長率が高いSNSとして注目を集めています。
TikTokはその特性故、動画編集が苦手な人でも気楽に編集ができるとして初心者の参入障壁が低いこととしても有名です。その為TikTokから有名になる一般人はおおく、ステップアップとしては大きな力となります。
これも上記同様、TikTokにおけるインフルエンサーをティックトッカーと呼ぶようになり、TikTokもこれからインフルエンサーマーケティングの市場として大きな期待も寄せられます。
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17Live
2018年ライブ配信サービスとして日本国内で最も大きなシェアを集めることに成功したSNSとして現在注目を集めています。
2019年より5Gにより注目を日本国内で集め、すでに中国などの海外で成功事例のあるライブコマース事業にも着手を始めました。生配信ではファンとの円滑なコミュニケーションを行うことができ、その距離感こそがライブ配信の醍醐味といえます。
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Instagram-成功事例【4選】
ここでの成功条件として次のようなものを上げます。
- いいねの数が1000以上
- #PRがついているもの(それに近似するもの)
- フォロワー数が10000をこえているもの
①:横田ひかる
ポールスミス六本木店のPRイベントの告知です。
この投稿には9241いいねがつき少なくとも9241人には共感を得ることに成功したということです。さらにインゲージメントで見るとさらに多くの人に認知させることができています。
インフルエンサーマーケティングはどうしても一過性となってしまうため、一時的な宣伝であるイベントやキャンペーンの広告には大きな効果が期待できます。
②:黒田真友香
アマゾンプライム会員がのアマゾンプライムデーにあわせた告知イベントです。
PRイベントのように単発のものには、インフルエンサーマーケティングは強い効果を見せます。このキャンペーンでは黒田さん以外にも多くの人がPRを行っており、様々な人が同じタイミングでPRを投稿することによって、ユーザーに印象付けることができます。
③:har
箱根の旅館をPRしている手法です。
このように一般に予想されるファッションやグルメだけでなく、旅館のようなものにもこの手法は活きてきます。
④:ayaka_t0911
ここでは堂々と提供企業まで記入しています。
そうすることによってどこの企業のPRを行っているかが明確になり、結果がどうであっても大きく影響を与えることは明白です。
Youtube-成功事例【3選】
YouTubeは現在一般人からインフルエンサーになった人だけでなく、芸能人も活用するようになりました。そのなかで行われたYouTubeにおけるインフルエンサーマーケティングで成功した事例について以下にてまとめました。
①:HIKAKIN × オリンピック
株式会社UUUMがコカ・コーラの公式アンバサダー「TEAM coca-cola」としてオリンピックに参加します。
この動画の投稿主HIKAKINさんはYoutubeの第一人者としてもYoutubeを引っ張っており現在日本で2番目のチャンネル登録者を誇っています。またこの動画の再生回数は700万回を突破しており多くの方にこの動画を見られたおります。
これは株式会社UUUMのTOPYoutuberが同時に出演したことによる成果だとも言えます。
②:東海オンエア × ドラゴンクエスト
「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」などを発売してる会社として有名であるスクエアエニックスと東海オンエアのコラボ動画です。
東海オンエアは愛知県岡崎市の観光伝道師として活動しており、そのYoutubeチャンネル登録者数は461万人を誇っています。
この動画では東海オンエアの作るポップな雰囲気と、ドラゴンクエストの雰囲気が絶妙にマッチし、再生回数は480万回を超えています。またGood数は10万にも上っており、コラボ動画としてこの回数は非常に高い数字となっています。
はじめしゃちょー × メルカリ
現在はフリマアプリとして国内シェア1位を獲得したメルカリとのコラボ動画です。
はじめしゃちょーは国内1位のチャンネル登録者数819万人を擁するチャンネルを運営しています。この動画は311万回動画が再生され、グッド数も4.2万という数字を記録しました。
この動画ではメルカリが提供するメルペイに関する動画であり、3日間メルカリで自分の売ったものだけで生活をするというメルカリの要素を詰め込んだ動画となっています。はじめしゃちょーの特徴も生かした良質な動画であり、大きな反響を呼びました。
TikTok-成功事例【3選】
①:東京モード学園
引用:TikTok
東京モード学園という学校のPR動画である。この学校にはファッション学科が存在しており、その特徴を生かしたランウェイの動画である。
「#モードランウェイ」というハッシュタグで、音楽に合わせてウォーキングをしてまるでモデルのような動画である。動画の取り方は3つあり、「東京モード学園」「大阪モード学園」「名古屋モード学園」をとっており、1つの音源で3種類の動画をとることができる。
公式チャンネルを設立して行うパターンと、インフルエンサーを起用して2種類あり、このPRを行ったことにより多くの反居を呼び、一般層にも音源を使っていただくことに成功しました。
②:今日好き
株式会社サイバーエージェントが運営するインターネットテレビ局「Abema TV」が若年層コンテンツプロモーションにTiktokを利用し、視聴者を大きく伸ばした。
今回は「Abema TV」のなかでも人気番組である「今日、好きになりました」という恋愛リアリティーを描いた番組のプロモーションです。
「今日好き」の主題歌を歌う、足立佳奈さんと土屋太鳳さん、新木優子さんが今日好きダンスを踊ったことにより多くの人に認知されました。
そして「#今日好き」を利用し、視聴者の増加と相乗効果をなし、Tiktokないでも多くの人が動画投稿を行った結果、「今日、好きになりました」の視聴者数は1.5倍にまで膨れ上がりました。
事例③:コカ・コーラ
2018年12月に子か。日本コカ・コーラ株式会社がTikTokにて開催したキャンペーンがこちら「#リボンでありがとうチャレンジ」です。
このキャンペーンは「コカ・コーラ リボンボトル」がテーマのキャンペーンであり、公式キャンペーンソング「リボンでありがとう」に合わせた振り付け動画の募集が行われました。
キャンペーンの#ハッシュタグをつけて投稿すると、キャンペーンに投稿することができ「QUOカード(1000円)」が100名に当たるほか渋谷の街頭ビジョンで放映されるなど、一躍有名になるチャンスが広がっていました。
まとめ
本記事では実際に行われたインフルエンサーマーケティングについて解説していきました。
このほかにもインフルエンサーマーケティングはいろいろ行われており、ここでは説明しきれないほどおおくの企業が参入してきています。またこれからインフルエンサーマーケティング市場は大きくなることが予想されており、これからの動向に目が離せないマーケティング手法になっています。
これからインフルエンサーマーケティングに興味があり、行ってみようという方はぜひ一度ご連絡ください。