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【時代到来】バーチャルインフルエンサーの未来を事例とともに解説

近年YouTubeなどのSNSの発展とともに、AR技術が進歩したことによってバーチャルインフルエンサーという今までは違ったインフルエンサーが活躍しはじめました。

「バーチャルインフルエンサーってなに?」「人なの?人じゃないの?」という方がいらっしゃると思います。

インフルエンサーマーケティングを考えている企業の担当者に向けて、本記事では、バーチャルインフルエンサーとは何かとともにバーチャルインフルエンサーの事例を解説していきます。

バーチャルインフルエンサーとは?

バーチャルインフルエンサーという言葉をご存知でしょうか?

バーチャルインフルエンサーとは実際には存在しないインフルエンサーをネット上で表現し、他社に影響を与えている存在のことを指します。人間に寄せたリアルな3DCGの姿をしており、ファッションモデルをやったり、Instagramなどで自身の投稿で思考などを主張することもあります。

投稿している写真は本物の人間と混じっているケースもあり、バーチャルがリアルに進出するあらたなデジタル表現として注目を浴びています。

実際、150万人のフォロワーを持つリル・ミケーラを手がけるBrud社が合計1億2,500万ドル(約136億7,000万円)の資金を集めるなど、経済においても大きな動きを見せています。

バーチャルインフルエンサーのメリット

バーチャルインフルエンサーのメリットは以下の二つがあげられます。

  • 自身の顔を出す必要がない
  • すべての容姿を再現できる
  • あらゆるブランディングが可能になる

自身の顔を出す必要がない

バーチャルの大きなメリットは何といっても自身が顔を見せないことになります。

顔を見せないことによって芸能人、インフルエンサーの最も大きなデメリットであるプライベートと仕事の区別ができるようになります。またインフルエンサーの語源である「影響力を持つ人間である」という定義は別に本人でなくバーチャルの存在であってもできるのです。

よってバーチャルインフルエンサーは顔出しによるデメリットを最小化し、インフルエンサーの活動を可能にしました。

しかしあえてデメリットをあげるのであれば、ユーザーに存在しない人間であることを意識させてしまったとき、信用が著しく下がってしまうことがあります。

しかし日の目を浴びはめている今でなら勢いに乗り行けるのではないかと思います。

すべての容姿を再現できる

バーチャルインフルエンサーの2つ目のメリットとしてすべての容姿を再現できることがあります。

企業がイメージに合ったモデルやタレントを探しているとき、バーチャルでその人物を作り上げることが可能になりました。

たとえば、日本人で身長180センチ、股下90センチの60キロを想定したとします。この人物を探すのは日本中でどこを探しても難しいでしょう。でもバーチャルではそれを可能にするのです。

あらゆるブランディングが可能になる

インフルエンサーマーケティングをする際に企業が気にすることは、2種類あります。

  • どれくらいの認知を拡大することができるか
  • 企業のブランド価値を損なわないか

1つ目の「どれくらいの認知を拡大することができるか」はそのユーザーがどの程度の影響力を持ちここが大きければ大きいほどより多くの人に、リーチすることが可能です。

この点においては現状のインフルエンサーを起用するほうが、はるかに効果も認知力も高いでしょう。しかしバーチャルインフルエンサーのメリットはもう1つの「企業のブランド価値を損なわないか」にあります。

現在大手の企業やブランドイメージを気にしてあまりインフルエンサーを起用することが難しくなっています。しかしバーチャルインフルエンサーは企業の思想・ブランドに沿ったキャラクターを作ることができます。

仮に現状のインフルエンサーに企業のイメージに合う人物がいなかったときそのキャラクターを作ることでその課題を解決することができます。

バーチャルインフルエンサー

バーチャルインフルエンサーは海外だけでなく国内にも存在しています。

  • Miquela
  • Liam Nikuro
  • キズナアイ

Miquela

引用:Instagram

バーチャルインフルエンサーといわれるミクエラですが、自身のことをアーティストと称しています。実際に音楽活動もしており、「Not Mine」という曲でデビューしており、iTunesでも配信をしています。

引用:YouTube

Liam Nikuro

引用:Instagram

先ほどとは打って変わって男性のバーチャルインフルエンサー「Liam Nikuro」さん。

顔立ちはもちろん、 肌の質感、シミやほくろ、薄く見えるひげまで、言われなければ人の顔写真に見えるだろうこの画像。しかし、彼はCGで作られたバーチャルヒューマンなのです。

この投稿を見る限り、「本当にバーチャルなのか?」と疑う人は少なくないと思います。しかしながらこれが現実であり、こういうインフルエンサーは着実に増えてきているのです。

A.I.Channel

引用:YouTube
  • チャンネル登録者数:267.3万人
  • 動画本数:710本

日本においてもっとも有名なインフルエンサーであるキズナアイさんです。

現在のチャンネル登録者数は267.3万人であり、日本人でもTopYouYuberです。これは日本国内においてもバーチャルの存在が認められたことが要因にも上げらます。そのかいもあり現在おおくのバーチャルインフルエンサーが生まれました。

まとめ

本記事ではバーチャルインフルエンサーの可能性と事例について解説してきました。

個人の情報問題の取り締まりが騒がれる中で、プライベートと仕事を分けることができるバーチャルインフルエンサーはその1つの答えだといえます。今後バーチャルインフルエンサーは年々増えていくとおもうのでこれからの活動に注目していきましょう。