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きれいな動画を撮りたい!きれいな動画をとるための基礎知識

動画の需要が上がってくる中で、vlogなどといったさまざまな動画ジャンルが確立されてきました。

しかし「とってみたいけど何をとればいいかわからない」「どうしてもダサいどうがになってしまう」というかたもいらっしゃいます。

これから動画をとっていきたい方、企業のチャンネルを作っていこうとお考えの方に向けて、本記事では、これをやればきれいにとれるといった動画の取り方を解説していきます。

撮る前に考えるべきカメラの設定

カメラで撮影する際に設定を行ってほしいことを以下で3つ解説していきます。

  • 解像度の設定
  • フレームレートの設定
  • ホワイトバランスの調整

解像度の設定

解像度とは動画の画素数を指し、大きいほど動画がきれいになり容量も大きくなります。しかし撮影後には解像度を下げることができても、あげることはできないので注意が必要です。

解像度主要サイズ
VGA:640×480
HD:1280×720
フルHD:1920×1080
4K:3840×2160

現状としては上記に挙げたものが主流になってきていますが、テレビなどではまだ放送はされてませんが8Kなどといった解像度も登場しています。

ここで注意してほしいのはYoutubeなどにアップロードする際には、動画が重すぎて戸ても時間がかかってしまったり、視聴の際に大きな負担がかかります。その動画を見るにはどれくらいで十分なのかを意識してアップロードするようにしましょう。

またこれから5Gなどの回線の発達やデバイスの発展により解像度はさらにきれいになっていくと思われます。

フレームレートの設定

動画とは何枚もの写真が連続して作られているもののことを指します。単位としてはfpsを用います。

そしフレームレートとは一秒間に何枚まで取るかを設定することです。

主要フレームレート
24fps
30fps
60fps

一般として24fpsを採用されている動画が多くここの数が大きければ、大きいほどいわゆるヌルヌルといった動画になります。

ホワイトバランスの調整

自然光と室内照明では光の色味が違っているため、きれいにとるためにはある程度調整しなくてはなりません。その調整というのが「ホワイトバランス」です。

屋外のみ、屋内のみのどちらかで撮影する場合は光の色味があまり変わらないのでオート設定のままでも構わないのですが、室内と室外が入り乱れる動画を撮影する場合には注意が必要です。撮影する被写体に光が当たっている場合に、その光が自然光か室内照明かをオートで判断させるのは難しいのです。

自分がこれからどっちの状況で撮影するのかをしっかり判断したうえで撮影するようにしましょう。

意識して取るべき4つのルール

Photo by
coyot

  • カメラは動かさない
  • 1カット10秒ほど撮影する
  • 引きと寄りの2つを意識しよう
  • 位置・角度・高さを意識した撮影

カメラは動かさない

動画を撮影中にカメラを動かしてはいけません。何かとる対象物を決めたときには決して動かさないようにしましょう。よくない例として以下のものがあげられます。

  • 歩きながらの撮影
  • ズームする
  • カメラを上下に揺らす

歩きながらの撮影

街中でよくカメラを持って撮影しながら歩く人を見かけます。しかしこの方法ではあまりいい動画をとることはできないのです。

いい動画の最低条件には画面ぶれていないことがあります。しかし歩きながら撮影してぶれないのはとても難しいです。そしてぶれている映像はとても素人臭くなり、視聴者は画面酔いをしてしまうのです。また意図もなくぶれている動画や縦横に揺れている動画は、視聴者にとって何を見ればいいかよくわからなく、結果として何を伝えたかったのかわからない動画になってしまいます。

ズームする

ズームは自分の位置を変えることなく対象物に接近することができるとても便利な機能です。しかしこれはとても高度なテクニックでありズームをすればするほど小さな揺れは大きな影響を与えてしまいます。

またスマートフォンなどでズームを行うと画質が下がり満足な映像をとることが難しくなってします。よって動画をとるときは、被写体に近づいて動画や写真といった撮影を行うようにしましょう。

カメラを上下に揺らす

カメラを上下左右に揺らすことを”パン”するなどというのですが、これは高騰テクニックです。

たしかにうまく扱うことができれば動画として完成度の高いものができるのですが、どこからどこまで、どのくらいのスピードで撮影するかを構成にいれて作成することが必要なので、意図しないパンは素人臭さを出してしまいます。どうしてもパンを使う場合には体を上下にするなどして撮影を行うようにしましょう。

1カット10秒撮影する

1カットを10秒以上撮影を行うようにしましょう。

撮影終わった後に「いっぱいとったなー」と思ったとしても、あとから編集する際にこの部分全然足りないと思うことがしばしばあります。それをなるべく回避するために必ず1カット10秒以上撮影するようにしましょう。

引きと寄りの2つを意識しよう

動画を撮影するときには被写体とも距離を意識するようにしましょう。

引きとは、言葉のとおり被写体からの距離を長めに取り、全体を意識したカットのことを指します。こうすることで主に 場所・季節・天気・全体の状況 をはっきりと説明することができます。

反対に寄りとは、言葉の通り被写体との距離を短めに取り局部的なところに注目を負いたかったのことを指します。こうすることで引きの中でさらに何が伝えたいかを発揮しさせることができ、 表情・感情・細かい描写 をはっきりと伝えることができます。

この2つのバランスをうまい具合に取ることで全体の状況を伝えながら、その中で何を主として伝えたいかをはっきりさせることができ、結果としてストーリー性のある動画が完成します。

またバランスをとる際には、全体としての割合を意識するのではなくひき・ より ・ひきなどといった交互に配置することで画面に動きができ飽きない動画が完成します。

位置・角度・高さを意識した撮影

思い出してみてください。最近撮った写真は正面からとったものではないしょうか?

同じ被写体をとったとしても位置・角度・高さを変えることでガラッと印象を変えることができます。ここで意識したことを先ほど言ったひきとよりに組み合わせることでさらにきれいな動画をとることができます。

まとめ

本記事では、これをやればきれいにとれるといった動画の取り方を解説してきました。

ここまで解説したことを、動画を撮影していかなければならないのです。

編集する際には使われないカットは山ほどあります。動画を撮影失していく際には全く同じカットであっても様々な角度から動画を撮影して動きがあるような動画の順番にしていきましょう。