引用:TikTok
TikTokは現在ゲームではないアプリで世界で最もダウンロードされているアプリとして勢いづいています。
しかし日本国内には、「TikTokでPRなんてできるの?」という方もいらっしゃると思います。
あらたなPR手法としてTikTokをお考えの企業担当者に向けて、本記事では、TikTokとはなにかとともに実際に行われた事例を解説していきます。
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TikTokとは
TikTokとは10代~20代を中心に流行しているショートムービー共有アプリです。月間アクティブユーザーは現在5億人を突破しており、日本だけでも1000万人近くまでのぼっています。
撮影、編集、エフェクトをアプリ内ですべて完結することができ、投稿内容は主に音楽に合わせて踊りや口パクをするようなものが多いです。そのため参入障壁が少ないことがユーザーが増えた要因にあげられています。
SNS特有のいいね機能がついており、そのほかには他社の動画とデュエット動画があることが強みです。
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TikTokの強みとは
TikTokの強みには以下の2つがあげられます。
- ショートムービーによる流動性
- 編集能力の高いアプリ機能
- 海外ユーザーを多く抱えている
ショートムービーによる流動性
Tiktokの最大の特徴であるショートムービーは視聴者を飽きさせる事なく流れるように次の動画へ移行させることに成功しています。そのため1本の投稿にすべての情報を入れ込むことが可能です。
またTiktokは再現性が高いSNSであるため音源、ダンスがユーザー層に受け反響を呼べば、ツイッター以上の拡散力がうまれ多くの視聴者に見てもらうことが可能になりました。
編集能力の高いアプリ機能
TikTokにはそのアプリのみで編集が完了するため誰でもTikTokを入れればはじめることができます。またTikTokには最新技術であるAR期の機能が盛大に組み込まれており、現在ある編集機能の中でもARの種類はトップクラスに多いのです。
またその高い編集機能のおかげで、初心者であっても感覚的に編集が行うことができだれでも始めることができます。
海外ユーザーを多く抱えている
日本国内で昨年より勢いがつき始め現在約1000万人のユーザーを抱えていますが、世界そうダウンロード数では、5億ダウンロードを超えており、世界的に見ても注目されているアプリとなっています。
その裏付けにゲーム以外でのアプリで月間ダウンロード数は世界1位を誇っており、これからさらにユーザーが増えていくことがうかがえます。
実際に行われた事例【4選】
実際にTikTokで行われた事例を以下にて解説します。
- ウルトラジャパン
- 東京モード学園
- 今日好き
- PayPay
事例①ウルトラジャパン
九月に行われた音楽フェスティバル「ウルトラジャパン」は開催前からTikTokとコラボレーションをしてプロモーションを開始しました。
フェスに参加するダンサーグループからTikTok公式アカウント、しばなんチャンネルなど幅広くキャストを起用し大々的に配信しました。当日の会場にはTikTokを撮影できるブースが設置されており、自由に動画をとることも可能にしました。
企業のTikTokは比較的伸び悩む傾向の中「#ultratiktok」は投稿数が5000近くまで伸びています。これはTikTokのユーザー層とultrajapanのターゲット層が重なったことが要因に挙げられます。
引用:Twitter
事例②東京モード学園
東京モード学園という学校のPR動画である。この学校にはファッション学科が存在しており、その特徴を生かしたランウェイの動画です。
「#モードランウェイ」というハッシュタグで、音楽に合わせてウォーキングをし、まるでモデルのようにふるまう動画です。動画の取り方は3つあり、「東京モード学園」「大阪モード学園」「名古屋モード学園」を撮影しており、1つの音源で3種類の動画をとることが可能になりました。
公式チャンネルを設立して行うパターンと、インフルエンサーを起用して2種類あり、このPRを行ったことにより多くの反居を呼び、一般層にも音源を使っていただくことに成功しました。
引用:TikTok
事例③今日好き
株式会社サイバーエージェントが運営するインターネットテレビ局「Abema TV」が若年層コンテンツプロモーションにTikTokを利用し、視聴者を大きく伸ばしました。
今回は「Abema TV」のなかでも人気番組である「今日、好きになりました。」という恋愛リアリティーを描いた番組のプロモーションです。「今日好き」の主題歌を歌う、足立佳奈さんと土屋太鳳さん、新木優子さんが今日好きダンスを踊ったことにより多くの人に認知されました。
そして「#今日好き」を利用し、視聴者の増加と相乗効果をなし、Tiktokないでも多くの人が動画投稿を行った結果、「今日、好きになりました。」の視聴者数は1.5倍にまで膨れ上がりました。
引用:Twitter
事例④PayPay
宮迫大輔さんを起用したCMで話題のPayPay株式会社が発行する電子決済アプリのPayPayのPRがついにTiktokに上陸しました。
「#ペイペイちゃうやん選手権」を#タグにし多くの方がこの動画を投稿しています。現在キャンペーン期間中ながら740万回の視聴回数(2019年8月現在)を誇っており、多くの反響を呼んでいる。
まとめ
本記事では、TikTokとはなにかとともに実際に行われた事例を解説してきました。
TikTokには#ハッシュタグ機能があり、PRに成功すればユーザー層が拡散に助力してくれ結果として費用対効果が爆発的に上がります。
またこの上で上げた事例以外にも、株式会社マクドナルドなど多くの企業が参加しているため、これから更なる市場規模の増加が見込まれます。
現状のPRで何か困ったことがあれば一度試してみてはいかがですか?