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広報ってどうやったらなれるの?広報に必要な資格・スキルとは?

広報や広告に力を入れている企業が増えるなかで、広報になりたいという方が増えてきました。

「実際、広報の仕事ってどうなの?」「どんなスキルが必要なんだろう」という方がいらっしゃると思います。

これから就職をむかえ業界選びに困っている学生、現在広報をやっているがスキルをあげたい方へ、本記事では、広報のお仕事や必要な資格などをご紹介していきます。

気になる広報の仕事

広報は主に花形として、外部的な仕事しかないと思われがちですが、実は内部にも仕事があるのです。そのうえで広報の仕事は大きく分けて2つになります。

  • 社外活動
  • 社内活動

広報についての仕事は以下の記事にてまとめましたのでご覧ください。

【関連記事】 広報って何?中小企業・ベンチャーにも必要な広報の役割と意義とは

広報に新卒でもなれるのか

新卒でも広報の担当になることは可能です。しかし広報はその特質性ゆえ小さな企業では1人しかいない企業もいるため積極的に新卒採用している企業は少ないでしょう。

また広報はさまざまな業務を行うため、好奇心旺盛な方にはうってつけの職種とも言えます。1つのことをきわめる仕事よりもいろんなことに触れたいと思う方は、狙っていく価値は十分にあると思います。

広報になるための資格

簡潔な話広報になるために必要な仕事は存在しません。

多くの人は仕事をしながらそのスキルを身に着けていきますが、広報に関する資格というものは存在しており、それを用いることで少なからず知識を示す判断材料になります。

  • PRプランナー
  • 商品プランナー

PRプランナー

公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会が認定する「PRプランナー」という資格が存在します。この資格は2007年からスタートした歴史が少ない資格であり、企業の広報担当・広報になりたい方に勧められる資格でしょう。

「PRプランナー」には3次試験まで存在しており、前期と後期の年に2回試験が開催されています。1次、2次、3次を合格したタイミングでそれぞれ資格が付与されていきます。

  1. 1次合格(書類審査含む)…PRプランナー補
  2. 2次合格 (書類審査含む) …準PRプランナー
  3. 3次合格 (書類審査・3年以上の実務経験含む)…PRプランナー

商品プランナー

JMCP日本商品開発士会が認定する「商品プランナー」という資格が存在します。本試験では、 商品やサービスの企画の基礎、マーケティング力、広報、広告、コミュニケーション・プレゼンテーション力などの知識が問われます。

資格は、全国6か所、毎年6月に一斉に行われます。そちらの試験を合格することで商品プランナーの資格を得ることができます。

またこのほかにも研修・座学による資格取得も可能です。この研修が終わり次第最後に修了試験が存在し、合格すると資格を有することができます。また試験が合格したのち、受験料とは別に、初回登録料、年間登録料が必要となります。

広報に欲しいスキル

広報はその業務がら幅広いところを網羅したスキルが必要になってきます。そのスキルについて紹介していきます。

  • 戦略立案能力
  • 文章作成能力
  • コミュニケーション能力

戦略立案能力

広報というのは経営部の直下に配属されることが多く、その活動範囲は様々な部署を網羅しています。そのため広報部にはPRの切り口をどこに設定し、どの媒体に情報提供すれば、マスコミに取材してもらえるかなどの短期的な目標設定などのPR戦略における立案能力が不可欠です。

また世の中の媒体それぞれが持つ特性の理解、マスコミ関係者の思考回路や行動特性などの戦略を立案するための幅広い知識などが必要になってきます。

【関連記事】広報戦略・PRプランの立て方!成果に繋がる4STEPの手順とは?

文章作成能力

広報の大きな仕事として、プレスリリースの作成があります。プレスリリースを作成するには、わかりやすく簡潔にまとめられた情報を短時間で書き上げなければなりません。

またPR会社での広報の仕事の場合、クライアントの業務報告書や、新規の顧客を獲得するための企画書の作成などが仕事にあるため、より高いレベルでの文章作成能力が必要となってきます。

コミュニケーション能力

より良い宣伝や広報をするには、洗練されたPR戦略、ほかにはないPRの切り口、完成度の高いプレスリリースなどが必要となってきます。しかしそれを持っているだけではメディア掲載・取材にはつながらず、報道を実現することはできません。

広報担当者には、マスコミ関係者との電話やクライアントとのメールのやり取り、あまざまなコミュニケーションをとりながら取材をこぎつけてきます。場合によって、全く面識のない企業へ飛び込みの営業なども必要になってきます。それらを実現するには、多くのスキルのほか、行動力が必要となってきます。

まとめ

本記事では、広報担当者や広報に興味のある学生にむけて必要なスキル・持っていたら少し得な資格についてまとめました。

本記事をとおして学生が自分の将来を見つめなおす機会になれば幸いです。また広報担当者の方が、より転職する際に必要なスキルについての理解が深まっていただけたらなと思います。